夜空のつり人
夜空の星の海に 舟を漕ぎ出して
つり人は 永遠の長さを計りながら
つり糸をたらしてゆく
つり人は永遠の二乗を頭に浮かべては
宇宙の果てに想いをはせる
つり人は千と一夜の間
夜毎 一万光年の長さの
光の糸を たらし続けているのだが
コバルトブルーの銀河の底は
まだ見えてこない
つり人は夜空に星がある限り
星の海に舟をこぎ出して
つりざおを投げ続ける
いつの日か星空の果てに
たどり着くことを夢に見ながら
夜空の星の海に 舟を漕ぎ出して
つり人は 永遠の長さを計りながら
つり糸をたらしてゆく
つり人は永遠の二乗を頭に浮かべては
宇宙の果てに想いをはせる
つり人は千と一夜の間
夜毎 一万光年の長さの
光の糸を たらし続けているのだが
コバルトブルーの銀河の底は
まだ見えてこない
つり人は夜空に星がある限り
星の海に舟をこぎ出して
つりざおを投げ続ける
いつの日か星空の果てに
たどり着くことを夢に見ながら