かーちゃんと酔っぱらい
いつものー天気なかーちゃんの目が泳いだ
その酔っぱらいの話に
一生懸命に相槌を打ちながら
かーちゃんは僕を取りもどす
チャンスをねらっていた
僕は道端で酔っぱらいのおじさんに捕まった
僕の腕をつかんで離さないおじさんは
訳の解らない事をわめき散らしている
めったに動揺しないかーちゃんが
この時ばかりはあせっていた
半時刻程くだをまいた酔っぱらいは
ようやっと僕を解放して去っていった
何処の誰だか知らないおじさんだった
かーちゃんも僕も冷や汗をかいた
夕方のことでした
いつものー天気なかーちゃんの目が泳いだ
その酔っぱらいの話に
一生懸命に相槌を打ちながら
かーちゃんは僕を取りもどす
チャンスをねらっていた
僕は道端で酔っぱらいのおじさんに捕まった
僕の腕をつかんで離さないおじさんは
訳の解らない事をわめき散らしている
めったに動揺しないかーちゃんが
この時ばかりはあせっていた
半時刻程くだをまいた酔っぱらいは
ようやっと僕を解放して去っていった
何処の誰だか知らないおじさんだった
かーちゃんも僕も冷や汗をかいた
夕方のことでした